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洗心会報20100127「寒稽古」

洗心会 みなさま
CC サポーター各位

今年もはや、1月が過ぎ去ろうとしています。
10月11日(月・祝)の五島美術館での茶会まで、あと8カ月となりました。
皆さんの友人、知人に、茶券を買って頂いて、おもてなしをする会です。

美術館では茶道具展を見ていただき、薄茶(広間)と、もう1席は洗心会が主催する薄茶席か、斎藤さん準教自祝の濃茶席のうち、どちらかを回っていただき、点心(弁当)もつく、大きな茶会です。

お客様は総勢、300名程度になるでしょう。
7000円もの茶券を購入して、装って、お休みの時間を使ってまで、皆さんのために来て下さるので、恥ずかしくないおもてなしをしたいです。

少し難しいのですが、洗心会席では「茶箱の”月”点前」をしようと思います。
もちろんお稽古は早めに始めますが、その前に、「基本」(袱紗さばき、足さばき、姿勢、呼吸、棗・茶杓の拭き方)を予習復習し、確実に「身につけて」ください。
身につける、とは意識しないでもできるレベルを言います。

加えて、お点前はお客様へ「見せるご馳走」です。(^^)
つむじから指先、足の先まで、トータルで「美」の化身となりますよう、共に精進いたしましょう!!
宗光 拝
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■SOON!<近日の稽古日>
※休みの連絡は必ず携帯メールへ:*************
>>>>
1月28日(木)15:00~21:00 ※欠席は今のところ聞いておりません。
(鶴屋さんのお菓子♪)
2月4日(木)15:00~「立春」
2月18日(木)15:00~「お彼岸」…はやいこと。
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■シーズンCOLUMN <<季語>> 

※茶席の趣向、茶杓やお菓子の銘に欠かせない「季語」に親しみましょう。
寒いですが、日が長くなって一日がだいぶ明るくなりました。
「日脚伸ぶ(ひあしのぶ)」で1月の季語になります。冬至から見ると、もう1時間も昼が長くなっています。「春隣(はるとなり)」とともに、「待春(たいしゅん)」
の期待感をかもし出す季語です。

「寒稽古(かんげいこ)」も1月の季語。武道、芸道を修める者が寒中に道場へ行き、特別に稽古に励むことを言います。カンゲイコ!…音の厳しさも趣です。

「寒の水」は言葉にするだけでも奥歯に沁みる感じですが<`~´;>、寒中の水は薬効があると言われ、浸すとお餅が長持ちするとか。

「寒詣(かんまいり)」は寒の30日の間、夜(さぶ!)、神社や寺に参詣することで、つまり特別に掛ける「願」があるという訳ですから、強い「念」を連想させる季語です。
こういうのが「客観的な言葉を用いて主観を詠ずる」、という俳句の真髄に繋がります。

顔ふかく包みて誰そや寒参  高浜虚子
(私は…もちろん、社中隆盛、茶会成功をお百度参りです♪)
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禅語茶友(ぜんごさゆう)
※好きな禅語を季節とともに紹介します。ともに言霊を愛でてください。
PROFILE NO:004 明歴々露堂々 (めいれきれきろどうどう)
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<解説>森羅万象、全ての自然は貴い姿です。その、少しも嘘や隠し事のない、堂々と現(露)れている様に「真理」があることを言っています。
私たちは自然を「無心」に眺め、そこからありようを学ぶことができると説いているのです。また、身の回りに在る「自然の師匠」に、気づく感性を持たなければ、そこにせっかくの手本があっての甲斐のないことだと厳しく喝破もしています。
私たちも「これが私です!」と堂々とできる心と、自然に振る舞う習慣を、稽古の繰り返しで自分のものにできる筈です。

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■■■お稽古以外の茶会・行事・イベント情報■■■

■IVENT!①NPO響主催、外国人観光客の為の体験茶会■
★2010年3月7日(日)スタッフ・お点前さん募集。(先着10名)
明治神宮 御苑内 茶室「隔雲亭(かくうんてい)」9:00集合参加費無料。お弁当あり。着物。白タオル持参ご協力ください。
※薄茶の平点前と、お運び、水屋など。どうぞお申し出ください。

■IVENT!②「松浦社中・洗心会 合同小寄茶会 2010」■
★2010年10月11日(月・祝)
世田谷区上野毛駅 徒歩5分の五島美術館。茶券8000円(未定)。
7月には茶券の配布が始まり、8月末頃締切。今からお誘いしておいて下さい。
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宗光(そうこう)
# by tokyo-sadou | 2010-01-29 17:17 | 会報バックナンバー

洗心会報20091220「年の瀬」

洗心会 みなさま
CC サポーター各位

歳月は人を待たず。
いよいよ年の瀬が迫ってきました。こういうときこそ、平常心で!……がナカナカ難しいので(笑)、お稽古して洗心しましょう。
2009年も17日でお稽古納めとあいなりました。光陰矢の如し。社中揃って、「無事」に迎える歳末は尊いですね。茶縁と、皆さんの日ごろの御厚情に、衷心より感謝申し上げます。
心を込めてお稽古納めしたいと思います。
                          宗光 拝
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■SOON!<今月の稽古日>

③12月17日(木)16:00~ 稽古納め
 年末年始の茶の湯の習いなどお話ししながら、ゆく年をむつまじく見送りましょう。
次の一年、自分のための一里塚を定めるひと時に…。
※欠席は神田さん。(松尾さん、遅くてもどうぞ。)
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■予告2010年の予定
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1月6日(水)消防出初式茶会(希望者のみ)東京ビックサイト。
参加者まだまだ募集中!!

1月11日(月・祝)「初釜(はつがま)」(全員参加)会費5000円。
松浦社中合同、偕香苑にて。10:00集合です。

1月14日(木)16:00~稽古 (予定です)
1月28日(木)16:00~稽古 (変則です)
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■シーズンCOLUMN <<12月の季語>> 

※茶席の趣向、茶杓やお菓子の銘に欠かせない「季語」。
クリスマス、大晦日、除夜の鐘、年用意、の行事は当然12月の季語です。生活では、障子(しょうじ)、襖(ふすま)、屏風(びょうぶ)、冬座敷、畳替、炉、炭斗(すみとり)、行灯(あんどん)など、茶室の小道具が
ことごとく季語であります。茶の湯と季節は密接ですね。

自然界では動物が籠り、鳥が目に着く時期。
冬の雁(かり)、梟(ふくろう)、木兎(みみずく)、水鳥、浮寝鳥(うきねどり)、かも)、鴛鴦(おしどり)……そういえば!絵本に出てきた鳥たちです。

風景描写で主役級なのが「枯」という文字。
冬枯(ふゆがれ)、霜枯(しもがれ)、冬ざれ、枯草、枯蔓(かれづる)、枯蔦(かれづた)、枯葎(かれむぐら)、枯尾花(かれおばな)、枯蘆(かれあし)、 枯蓮(かればす)、枯菊(かれぎく)、枯芭蕉(かればしょう)など全て季語。

「枯」の字は一見淋しいですが、「枯淡(こたん)」の境地です。枯淡というのは、俗っぽさのないあっさりした中に、深い趣のあることを表す言葉です。冬は、「せいせい&しみじみ」大人の境地でまいりましょう。
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■■■お稽古以外の茶会・行事・イベント情報■■■

■IVENT!②「消防庁の出初め式でお茶会を!」■
★2010年1月6日(水)
東京ビックサイト。「消防庁出初め式」での茶会。参加費無料。お弁当あり。着物。一般の来場者に抹茶をふるまいます。
予定者:松浦・鈴木・安達(車)・西田(車)・吉森・神田京子(取材?)・斎藤・神田佳(洋服)・元木・北野(予定)まだ募集中!!!

■IVENT!③「松浦社中・洗心会 合同小寄茶会 2010」■
★2010年10月11日(月・祝)
世田谷区上野毛の五島美術館。全員参加。立礼席(薄茶)を担当します。
茶券を発行し、予めご招待したお客様を茶席3席と点心席でもてなします。
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◆お願い◆
17日に見学希望者が見えます。茶道経験者です。仲間が多いと、行事や稽古事でも、社中でできることがぐっと増えます。初心者、経験者、ともに歓迎します。
またお稽古のお世話係として、お茶・お菓子の購入や、花を生けるなど、手伝いたいことがあれば積極的に関わって経験値を積んでください。地方の銘菓の取り寄せなど是非お願いします。@150~300円
宗光(そうこう)
# by tokyo-sadou | 2009-12-20 23:59 | 会報バックナンバー

洗心会報20101209「師走」

洗心会 みなさま
CC サポーター各位

歳月は人を待たず。
いよいよ年の瀬が迫ってきました。こういうときこそ、平常心で!
……がナカナカ難しいので(笑)、お稽古して洗心しましょう。
2009年も17日でお稽古納めとあいなりました。光陰矢の如し。
社中揃って、「無事」に迎える歳末は尊く、この茶縁と、皆さんの日ごろの御厚情に感謝して、心を込めてお稽古納めしたいと思います。
宗光 拝
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■SOON!<今月の稽古日>

③12月17日(木)16:00~ 稽古納め
年末年始の茶の湯の習いなど話題にしながら、ゆく年をむつまじく見送りましょう。次の一年、自分のための一里塚を定めるひと時に…。
※欠席は神田さん。(松尾さん、遅くてもどうぞ。)
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■予告2010年の予定
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1月11日(月・祝)「初釜(はつがま)」(全員参加)会費5000円。
松浦社中合同、偕香苑にて。10:00集合です。

1月14日(木)16:00~稽古 (予定です)
1月28日(木)16:00~稽古 (変則です)
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■シーズンCOLUMN <<12月の季語>> 

※茶席の趣向、茶杓やお菓子の銘に欠かせない「季語」。
クリスマス、大晦日、除夜の鐘、年用意、の行事は当然12月の季語です。
生活では、障子(しょうじ)、襖(ふすま)、屏風(びょうぶ)、冬座敷、畳替、炉、炭斗(すみとり)、行灯(あんどん)など、茶室の小道具がことごとく季語であります。茶の湯と季節は密接ですね。

自然界では動物が籠り、鳥が目に着く時期。
冬の雁(かり)、梟(ふくろう)、木兎(みみずく)、水鳥、浮寝鳥(うきねどり)、鴨(かも)、鴛鴦(おしどり)……そういえば!絵本に出てきた鳥たちです。

風景描写で主役級なのが「枯」という文字。
冬枯(ふゆがれ)、霜枯(しもがれ)、冬ざれ、枯草、枯蔓(かれづる)、枯蔦(かれづた)、枯葎(かれむぐら)、枯尾花(かれおばな)、枯蘆(かれあし)、枯蓮(かればす)、枯菊(かれぎく)、枯芭蕉(かればしょう)など全て季語。

「枯」の字は一見淋しいですが、「枯淡(こたん)」の境地です。
枯淡というのは、俗っぽさのないあっさりした中に、深い趣のあることを表す言葉です。冬は、「せいせい&しみじみ」大人の境地でまいりましょう。

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■■■お稽古以外の茶会・行事・イベント情報■■■

■IVENT!②「消防庁の出初め式でお茶会を!」■
★2010年1月6日(水)
東京ビックサイト。「消防庁出初め式」での茶会。
参加費無料。お弁当あり。着物。一般の来場者に抹茶をふるまいます。
予定者:松浦・鈴木・安達(車)・西田(車)・吉森・神田京(取材?)
・斎藤・神田(洋服)・元木・北野(予定)まだ募集中!!!

■IVENT!③「松浦社中・洗心会 合同小寄茶会 2010」■
★2010年10月11日(月・祝)
世田谷区上野毛の五島美術館。全員参加。立礼席(薄茶)を担当します。
茶券を発行し、予めご招待したお客様を茶席3席と点心席でもてなします。
今から近隣の方へ告知して、いらしてくださいとお呼びかけしましょう。
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◆お願い◆
17日に見学希望者が見えます。山下さんという女性で、茶道経験者です。
仲間が多いと、行事や稽古事でも、社中でできることがぐっと増えます。
初心者、経験者、ともに歓迎します。

またお稽古のお世話係として、お茶・お菓子の購入や、花を生けるなど、手伝いたいことがあれば積極的に関わって経験値を積んでください。
地方の銘菓の取り寄せなど是非お願いします。@150~300円

宗光(そうこう)
# by tokyo-sadou | 2009-12-10 00:17 | 会報バックナンバー

洗心会報20091118「冬」

洗心会 みなさま
CC サポーター各位

炉開き、炉の初稽古…いかがでしたか?
「花月(かげつ)」との出逢い。「折据(おりすえ)」がしかける茶神のいたずら。生きた花と向き合い、一瞬で心を据える「回り花」……、そして初めての方と気を合わせて「気働き」する一日は、十回ものお稽古に匹敵する経験だったのではないでしょうか?私自身がそうでした。

来年の10月11日は、五島美術館での茶会です。そのうちの1席を、洗心会に担当させていただけそうで!?責任重大。頑張りましょ♪年内のお稽古もあと3回、大事に味わいましょう。

「野点(のだて)」や茶会で出番の多い、「茶箱の点前」も始めませんか?
(資格は初級ですが、内容は結構、上級です。面白いですが、割り稽古をきっちりできないと辛いので、先ずは袱紗捌きや清め方を要徹底マスター!)

では、清水谷でお待ちしています。
宗光 拝
~~今回もメルマガ風にお送りします~~
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■SOON!<次回の稽古は明日>
①11月19日(木)16:00~
(松尾さんお休み。欠席の場合は、事前にご連絡ください)


②12月3日(木)16:00~
③12月17日(木)16:00~ <21:00~納会>
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■予告2010年の予定
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1月6日(水)消防出初式茶会(希望者のみ)東京ビックサイト。

1月11日(月・祝)「初釜(はつがま)」(全員参加)会費5000円。
11:30~一斉スタート。松浦社中合同、偕香苑にて。正装のこと。

1月14日(木)16:00~稽古 (変則です)
1月28日(木)16:00~稽古 (変則です)
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■シーズンCOLUMN <<11月の季語>> ←リクエストにお応えして。
※茶席の趣向、茶杓やお菓子の銘に欠かせない「季語」をご紹介します。
無月 神の旅 神送 神渡 神の留守 初時雨 初霜 冬めく 炉開 口切 亥の子 時雨 初霜 霜柱 小春 冬日和 氷の声 敷き松葉 木の葉雨 初時雨 眠る山 山眠る 冬虹 帰り花 冬紅葉 紅葉散る 木の葉 銀杏落葉 など。冬景色に枯淡を見出す静心でしょうか。
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■COLUMN <<禅語茶友(ぜんごさゆう)>>
※好きな禅語を季節とともに紹介します。ともに言霊を愛でてください。
PROFILE NO:03 洗心(せんしん)
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<解説>
「聖人は此を以って心を洗う」という古語があります。神仏に詣でる時に、手を洗い口を清めますが、同時に自らの心を洗い浄めることが肝要です。
手脚の汚れは目についても、心の垢には気がつかないものです。

「洗心」とは文字通り「心を洗う」ということです。
顔や体と同じように自分では気づかないうちに心も汚れます。
美しい自然の景色を目にしたとき、すばらしい音楽や絵画、そして言葉と出逢った時、私達は「心が洗われる」という表現を使います。
人間は感動によって心の汚れを洗い流すことができる、つまり外からも心は洗える、動作からも入れる、ということなのです。

清水谷の池を通ったら、稽古場の戸を引いたら、釜鳴りの音を聞いたら、香を聞いたら、花に向き合ったら、一碗を供されたら、袱紗を捌いたら、姿勢を正してお辞儀をしたら…その時々に、是非ご自身の心をじゃぶじゃぶ
洗って気持ちよくなってください。その思いでつけた「洗心会」です。

茶室に居れば、自然に心が洗われるということもあります。が、自分からも心のメークを落として、すっぴんで目の前のものに対峙すると、何事も直接心に訴えかけてくる時があります。
ニュートラルで自分を装わない姿勢。これも、正座して真のお議事をすることで得られやすいと思います。洗顔する習慣同様、洗心する習慣、大事です。
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■番外COLUM 001<<出初式って?>>
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出初式(でぞめしき・出初め式)は、概ね1月上旬に行われる消防職員・消防団によるその年最初の消防訓練のこと。主催は市町村や消防組合など地域で様々。
主に消防関係者で行うため、消防出初式とも呼ばれる。
主な内容は、放水訓練、消防団・消防自動車のパレード、消防職員・消防団・消防功労者に対する表彰など。
出初め式の歴史については、江戸時代の1659年(万治2年)1月4日に、江戸上野東照宮で行われたのが最初と言われる。歌川広重など多くの絵師がその様子を錦絵に描いている。        (Wikiから)
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■■■お稽古以外の茶会・行事・イベント情報■■■

■IVENT!①「神宮で外国人へ一碗を」へのお誘い■
★12月13日(日)10:00~16:00
参加費は無料。お弁当付き。着物。スタッフ募集中です。
(通訳ガイドは別にいます。私たちは茶席の運営をします。)
予定者:岩本・岩見・神田(松浦社中)・鈴木

■IVENT!②「消防庁の出初め式でお茶会を!」■
★2010年1月6日(水)
東京ビックサイト。「消防庁出初め式」での茶会。
参加費無料。お弁当あり。着物。一般の来場者に抹茶をふるまいます。
予定者:松浦・鈴木・安達(車)・西田(車)・吉森・神田京子(取材?)・斎藤・神田(洋服)・元木・北野(予定)
他に消防庁の茶道部会のお手伝いが10名ほど、コラボします。

■IVENT!③「松浦社中・洗心会 合同小寄茶会 2010」■
★2010年10月11日(月・祝)
世田谷区上野毛の五島美術館。全員参加。立礼席(薄茶)を担当します。
茶券を発行し、予めご招待したお客様を茶席3席と点心席でもてなします。
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◆お願い◆
見学希望者、お稽古を始めたい方をご紹介ください。
仲間が多いと、行事や稽古事でも、社中でできることがぐっと増えます。
初心者、経験者、ともに歓迎します。ご希望の方に「規則書」を送ります。


また千代田区在住の方で会の運営に協力してくださる方を探しています。
お心当たりのある方は宜しくお願いします。初回見学無料。随時。

宗光(そうこう)
# by tokyo-sadou | 2009-11-19 00:44 | 会報バックナンバー

洗心会2周年 七夕

洗心会(せんしんかい)のお稽古場の風景【2009年7月】
この場所で稽古に集うようになり、2年が経ちました。皆さんの無事と、末永いおつきあいを祈り、ささやかな七夕茶事をサプライズで。
洗心会2周年 七夕_c0049825_12401464.jpg洗心会2周年 七夕_c0049825_12404392.jpg

杉板に梶の葉を敷き、おにぎりと香の物、鴨肉と卵焼、朱盃にお酒をほんの少し・・・。質素ですが、記憶に残る懐石となりました。
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洗心会2周年 七夕_c0049825_1242297.jpg洗心会2周年 七夕_c0049825_12425971.jpg

お腹の虫を押さえ、初顔合わせも馴染んだら、互いにお茶を点て合い、互いの点前姿を鑑賞します。姿勢のいい人。切り柄杓が美しい人。歩き方がとても上品な人。お茶碗を持つ手が優しい人。茶筅に力でなく心を込められる人。美しいものは、それだけで人の心を豊かにしてくれます。
洗心会2周年 七夕_c0049825_12435287.jpg洗心会2周年 七夕_c0049825_1244551.jpg洗心会2周年 七夕_c0049825_1244162.jpg

人を見て、自分が見える。お茶は、目に見えるものをしっかり見ることで、目では見えないものを見る力がついていくのでしょうか・・・。
洗心会2周年 七夕_c0049825_12443024.jpg洗心会2周年 七夕_c0049825_1245299.jpg洗心会2周年 七夕_c0049825_12451470.jpg
# by tokyo-sadou | 2009-07-31 00:00 | 稽古場日記