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「とし田」のお菓子。

節分にお菓子をいただきました。色とりどりの鬼さん、お福さんにはお豆が混ぜ込んであるものも・・・。雛あられのような可愛さ。古裂コースターの上でも撮影。
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by tokyo-sadou | 2012-02-09 08:30 | 稽古場日記

洗心会会報20120208「花開鳥自啼」

洗心会 みなさま

d0162246_11372432.jpg「花開き鳥自ずから啼く」春。
コートはまだまだ手放せませんが、清水谷にも春色の景色が増えてきました。節分を境にして運気・運勢も変わり、いよいよ今年の相が強くで始める頃です!

★今年は辰年。干支とはこの世界の森羅万象を12に区分けしたものですが、5番目にあたる辰は季節でいえば5月頃、新緑が勢いよく芽吹く季節です。つまり辰年は成長や発展の年とされます。
もともと「辰」という字は「ととのう」や「ふるう」という意味があり、今までの努力や忍耐が整い、具体的な形になっていくのに適した年と解釈できます。また、大黒天が打ち出の小槌を振ると小判が出てくるといわれますが、大黒天の小槌は精進を象徴しており、努力が報われる年とも解釈できます。

★春の季語に「龍天に登る(りゅう てんにのぼる)」という言葉があります。
龍は想像上の動物で春分の頃に天に登り雲を起こし雨を降らせるという中国の古代伝説から季語になりました。辰年の龍天に登る頃、皆様と祈念の一会(畠山茶会)を行える好運を噛み締めております。小槌を振る前に精進します!
                              宗光 拝
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【稽古日】
※通常稽古がイレギュラー(第2、第4木曜)になります
3月8日(木)13:00~21:00
3月22日(木)13:00~21:00

※希望者・予約稽古:3月17日(土)終日、茶会前の特別稽古を上野毛で実施します。希望者は希望時間帯とともにご一報ください。

■4月の予定は、5・19(木)の通常稽古を予定しています。

【節電茶会(益田屋)へ行こう!】
お稽古場として時折使用する、新宿大久保の益田屋の茶室で、震災基金の為の節電茶会を定期開催しています。(実施13回の継続に敬服)
被災地のために、お世話になっている益田屋さんへのお気持ちで、また自らの茶味を深める勉強に…と、私たちにとっては一席(石)三鳥の企画ですので、普段着で、千円札を持って是非お運びください。初心者も気軽に、お洋服で参加できるお茶会です。
■2月25日(土)13:00~16:00 益田屋3階 正芳庵 (営業は19:00まで)宗光も参ります。
http://www.masuda-ya.co.jp/

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【2月2日の稽古のおさらい】
玄関
   扇面 『神心』 絵・字 横山大観 靖国灯篭から写し
d0162246_11465263.jpg   花  柊の葉
   花入 升  時代
   飾り 鬼の土鈴


広間
   軸  『百花春到為誰開』 紫埜(大徳寺) 大仙院 桃林和尚
d0162246_11392366.jpg   花   椿(太郎庵) 雪柳
   花入  鶴首 九谷焼
   香合  午
   釜   海老 真型
小間
   色紙 『福は内』   宗鏡寺 要道和尚
   花   椿(大神楽) はんのき
   釜   姥口


お菓子
d0162246_1153435.jpg   主   干柿餅 ふるや古賀音庵(渋谷) 製
       梅の里 松華堂(半田) 製
   干菓子 都鳥  奈良屋(岐阜) 製
       霜柱  九重本舗 玉澤 (仙台)製

<お菓子のはなし>
菓子にも形状・色・口当たりなど多角的に季節感を求めるのが茶の湯です。
「都鳥(春)」「霜柱(冬)」など、銘そのものが季語にあたります。
ただ似せるのではなく、自然の美しいと感じるところを拾い上げて菓子の
姿にしています。お菓子を愛でることは、季語の「本意」を汲みとる練習
に直結しますね。ご自慢の銘菓をご存知でしたら教えてください。

<花のはなし>
太郎庵(たろうあん)椿:高田太郎庵(たかたたろうあん)
1683(天和3年)~1763(宝暦13年)茶人。名古屋市西区猿渡在住であった。
熱田神宮から分けられた藪椿の一変種が太郎庵にあったため命名された。
原木は犬山・常満寺。花は桃色・一重の筒咲き中輪。
※お稽古のときはつぼみでしたが、我が家で瑞々しいピンク色に咲きました。
★後日、我が家で花開いた「太郎庵椿(ピンク)」(会記右の写真)と、大先生の稽古場の玄関で再会した「大神楽(紅白)」(一番上の写真)。

<薄器の扱い>
■老松茶入  〃  六代  覚々斎(原叟)好み (山崎妙喜庵の松、蝶番、割蓋)
 ※平棗の扱い(左手で半月に取り、右手で縦に持って、左の掌に乗せる)蓋を「リ」の字に清め、
 開け閉めは蓋の右のみ。拝見の際は右側を「ノ」の字に拭く。
  本家は、山崎妙喜庵の松を用いて作成。蝶番、割蓋が特徴。
 
■利休形雪吹(ふぶき) 
 ※横持ち、清めるときは二引(「ニ」の字に拭く)。
  ところで、なぜ「吹雪」ではなく「雪吹」と書くのか?
  形が円筒の上下対称なので、「吹雪の日は天地も解らない」ことからふぶきと名付け、
  さらに表記する際に文字まで逆さにして好まれたといいます。茶味がありますね。

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↑老松
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松浦 宗光(ひかり)
102-0084 千代田区二番町9-2-401
090-1540-6771
http://hsuzuki.exblog.jp/
紀尾井町茶道倶楽部 洗心会 主宰
稽古場 千代田区紀尾井町清水谷偕香苑
http://tokyosadou.exblog.jp/ (ブログ)
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by tokyo-sadou | 2012-02-08 12:00 | 会報バックナンバー

お稽古風景。

2012年2月「節分」
(茶会に向け、隅炉のお点前(隅炉に切ってある部屋が無いので、四畳半切りの炉で八畳で開いて稽古))
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茶道を数十年経験しても、隅炉のお点前は初めてだという方もいらっしゃいました。
この日、初めて二碗点てで拝見に出すまでのお点前が正座で通せた方がいらっしぃました。
茶の湯の道には、いつの時代も、どんな季節にも、自分を待っている課題が在ります。気づくか気づかないかで道のりの豊かさは変わります。ちょうど道の辺に咲く野の花のように・・・。
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by tokyo-sadou | 2012-02-08 00:05 | 稽古場日記

洗心会会報20120201「節分]

洗心会の皆様へ

d0162246_16322289.jpg「鬼は外! 福は内!」
明日の稽古日は『節分』直前。4日からは暦の春を迎えます。もう春なのですね。

『百花春到為誰開(ひゃっかはるいたりてたながめにひらく)』。大好きな言葉ですが、同時に記念の言葉でもあります。
私が茶名を得て後、初めて自分の為に大徳寺の桃林和尚様に書いていただいた、『マイファーストお軸』なのです。出典は、『碧巌録(へきがんろく)』第五則「雪峰尽大地(せっぽうじんだいち)」の公案の頌(じゅ)にある言葉です。

花は誰の為に咲いているのでしょう?
私の為?貴方の為?蝶ちょの為?みんなの為?競う為?種の保存の為?

否! 花は、己の命そのものを咲かせているのです。無心に、ひたすらに、正直に、精一杯。その花の姿を、自分の生き方の師匠にしたいと思って軸にしました。

「綺麗だと誉められたくて咲いているのにぃ。」
「望まれたから咲いてやっているんだ!」
「別にぃ…、いつかは咲くのが当たり前でしょ?」

どこかに潜む、そんな自分の傲慢と怠惰と無関心(自分自身への)を喝破するこの言葉は、その強い叱咤と裏腹に、とても美しい言葉による優しい問いかけです。心理を言い表すときも、切り込む強さと、沁み込む美しさが大切だなと思う字句です。
花が咲き競う春爛漫にはまだ時間がありますが、ちょうど四月の畠山の茶会に、皆様が花開く頃をイメージしつつ稽古に取り組もうと、明日はこの軸を掛けます。

【お知らせ】
2月から酒井さんが異動準備の為お休み(無期休会)となります。(早すぎる季節に涙)
3月から瀬沼さんが産休に入ります。(体調、気分のいい日はどうぞ!)(感涙と惜涙)
茶友の門出を祝い、語らいの場を設け、壮行会をしてはいかがでしょう。相談の上。

【新入会】
井上豪さんが2月よりお稽古に参加されます。皆様どうぞ宜しくお願いいたします。神楽坂「梅花亭」の次代ご当主。皆さんのお菓子の好みや反応がきっと参考になります。逆にお菓子の歴史や種類、作り方など教えていただきましょう。※1月26日の稽古日のお菓子を、懐紙に記録したという絵の写真です!ご覧ください。あまりに可愛いので、この会報に乗せさせていただく旨、御許可いただきました。
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五年前、このように味わい深い一期一会が生まれ出る泉のような稽古場を夢見て、私は洗心会を開きました。目にはそれとは見えねども、皆様によって育てられている一壺天。これからも末長く、縁から絆へと、宜しくお願いいたします。
                 宗光 拝


【1月26日の稽古のおさらい】
玄関
 色紙 『水を守る神の若井を汲みにけり』 山本柊花 句
   飾り  岡目(お福さん)の面
   花   えんどう豆の花

広間
 軸  『福は内』 
   花   山茱萸(さんしゅゆ) 日向水木(ひゅうがみずき) 白梅
   花入  升   みたて    時代
   香合  宝珠 志野焼
   釜   海老 真型(しんなり)
小間
   色紙 『且座喫茶』  大徳寺 佐藤朴堂
   花   椿(初瀬山) 接骨木(にわとこ)
   釜   姥口
   結界  織部

<花のはなし>
山茱萸は山グミと書くように秋にはグミのような食べられる赤い実をつけます。
別名を「春黄金花(はるこがねばな)」といい、葉の出る前に黄色い小さな花をつけ、木全体が早春の光に黄金色に輝くよう。
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<薄器の扱い>
春秋棗  表千家 十三代 即中斎お好み (2枚の替え蓋は梅と菊)
   老松茶入  〃  六代  覚々斎お好み (山崎妙喜庵の松、蝶番、割蓋)
 ※いずれも平棗の扱い(右手で横からあしらって左手を薄器の下へ回し持つ)
  老松は縦に「リ」の字に清める。開け閉めは蓋の右のみ。拝見の際は右側を「ノ」の字に拭く。

毎回、いろんな薄器の扱いの挑戦しましょう!どんな棗も扱いは「丁寧に美しく」です。
★初釜の集合写真です。
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松浦 宗光(ひかり)
102-0084 千代田区二番町9-2-401
090-1540-6771
http://hsuzuki.exblog.jp/紀尾井町茶道倶楽部 洗心会 主宰
稽古場 千代田区紀尾井町清水谷偕香苑
http://tokyosadou.exblog.jp/ (ブログ)
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by tokyo-sadou | 2012-02-01 08:30 | 会報バックナンバー