「ほっ」と。キャンペーン

<   2010年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

洗心会会報20101117「時雨」

洗心会(サポーター) 各位

めっきり寒くなりました。風邪などお召しではないですか?
2010年のお稽古も残り少なくなりました。清水谷も晩秋の景です。

今日は雨。そこで、「時雨(しぐれ)」の季感を鑑賞してみましょう

箒目を崩さぬほどに時雨ふる 百代

…うん、静謐。そして茶味がある。(ひ)

初時雨猿も小蓑を欲しげ也 芭蕉

…寒ぶっ、猿の侘びしさ、それを見つめる視線が優しく暖かい句。(ひ)

松尾芭蕉は好んで「時雨」の季語を詠んでいるそうですが、そんな
芭蕉の忌日は、元禄7年10月12日は陰暦ですから、太陽暦では1694年
11月28日。時雨時ですね。「芭蕉忌」も11月の季語の一つです。

人生に楽あり句あり芭蕉の忌   ひかり
…句労はあっても苦はない。(ひ)

芭蕉さんは、日本文化の芸道における根本哲学の共通性について
語り、そこで茶道へも言及しているのでご紹介しておきますね。

「西行の和歌に於ける、宗祇の連歌に於ける、雪舟の絵に於ける、
利休の茶に於ける、その貫通するものは一なり」
<芭蕉晩年の随筆「笈の小文」の一節>

どの道も、自然を師とし、四季から学び、友にして自己を磨いて
いく点で同じである…としながら、巧みに、西行、宗祇、利休らに
ならんで「俳聖」の位置を自ら強固にした一節でもあったりして♪
物事の根本、本質は一つ、「茶禅一味」と同じ意味でしょう。

春爛漫の景色は無条件に自然の素晴らしさを世界中に認めさせますが、
晩秋から冬枯の「侘び寂び」「枯淡」を理解するには先ず自分を磨く
ことも必要そう。大人の美学と言われる所以です
四季の移ろい、諸行無常、時の流れ、喜怒哀楽の全てを美しみましょう!

★許状(きょじょう)資格の申請を受け付けています★
一定の資格を保有することで、裏千家の行う講習会へ参加できます
40歳・50歳以下のみ対象のもの、国際交流が主眼の英語セミナー、
年齢関係なく家元指導を受けられる季節講習、男性講習などなど
多種多様です(旅行でいえばプレミアオプショナルツアーです)
============================
【稽古日】
11月18日(木)稽古日15:00~
12月2日(木)稽古日15:00~
12月16日(木)稽古日15:00~
============================
1月10日(月・祝)初釜12:00~(上野毛)会費制5000円
1月20日(木)稽古日15:00~
1月27日(木)稽古日15:00~
============================
★10月入門の方のご紹介です。伊勢正さん
★11月より下山田哲夫さんが入門されました
道具屋、三木陶さんのご紹介です。宜しくお願いします
★18日に新しい入門希望者、酒井雅彦さんがお見えに
なります。読売新聞を見てお問い合わせくださいました

以上 宗光 拝
お休みや連絡は携帯まで。
[PR]
by tokyo-sadou | 2010-11-17 00:00 | 会報バックナンバー