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洗心会報20100630「七夕」

洗心会 みなさま
CC サポーター各位

明日で3周年を迎えます。ここまで続けてこられたのも、皆様のご支援と
巡り合わせのご縁の妙の賜物と益々ハリキッテ参ります。

初心にかえり、一日、一日の稽古をいとおしく、大切に、楽しく過ごして
参りたいと思います。明後日はささやかなお祝いの会を催します。
この日が記憶に残るよう、心を込めて楽しく準備しております。
   宗光 拝
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■SOON!<近日の稽古日>
7月1日(木)・7月15日(木)
8月5日(木)・8月19日または26日(木)【お盆帰省など伺ってみて】

※「茶花」「着付け」の次はどんな特別稽古をいたしましょうか?リクエスト
をお待ちしております♪
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■禅語茶友(ぜんごさゆう)■
「主人公(しゅじんこう)」
瑞巌(ずいがん)和尚、毎日自ら主人公と喚(よ)び、復(ま)た自ら応諾(おうだく)す。
及ち云く「惺惺着(せいせいじゃく)や、喏(だく)。他時異日、人の瞞(まん)を受くる
こと莫れ、喏喏(だくだく)」(『無門関』第十二則)
瑞巌和尚という方は、毎日自分に向かって「主人公やーい」と呼びかけ、また自分で
「ハーイ」と返事をしていました。(笑)
「はっきりと目を醒ましているか」「ハイ」「これから先も人に騙されなさんなや」
「ハイ、ハイ!」と毎日ひとり言をいったのです。(実は、宗光、真似しております)
ここでいう主人公とは、家庭の主人でも会社の社長でもない。人間一人ひとりの主体的
な人格のことです。
私たちは本当の自分を見失いがちです。外を見ているつもり情報の翻弄され、流されて
しまうのです。
盤珪(ばんけい)禅師も、「主(ぬし)と申さば一切に自在なるところの名じゃ。自在とは
自ずから在るということではござらんか。」と言っています。主は「あるじ」とも。
茶席では「亭主」は自在であるべきです。固くなるのは、心の中に何か余計なものがある
からです。お釈迦さまは「この世界はわが家だ」と悟り、世界の主人公になりました。
大好きな禅語です。皆様の胸の内にも「主人公」を掛けてください。
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■シーズンCOLUMN <<七夕 しちせき・たなばた>>
こと座の一等星ベガ織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘。夏彦星(彦星、
牽牛星)は、わし座のアルタイル。夏彦も働き者で、天帝は二人の結婚を認めた。
めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を
追わなくなった。このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離したが、年に
1度、7月7日だけ会うことをゆるし、天の川にどこからかやってきたカササギが橋
を架けてくれ会うことができた。

有名な七夕の説話ですね。「天帝の娘」というセレブに生まれても、一生涯、機を織ら
なければならないなんて…女工哀史?案外不自由な身の上なのですね。(涙)
「愛のみに生くるに非ず」な現代の女性は、みんな織女ですね。待てよ、未だかつて
愛のみに生きた女性は存在しないってことでしょうか。共感しますねぇ。
一方、恋に溺れ牛を追わずに妻を追う彦星にも共感します。相手は綺羅星、ベガです。
でもね、いくら舅が偉いからって、かささぎ任せで雨天時の増水に泣いてないで、
その川、渡ってこっちいらっしゃいよ!と思うのは私だけでしょうか。
牧畜から土木に転職できなかったのかしら。私なら自分がザブザブ渡るかも?(笑)
それにしても、かささぎが何処から来るのか、誰も気にならないのでしょうか。
ま、恋は盲目。”盲目的に”なれたことは、恋以外は大抵、大成します。

七夕にイモの葉の露で墨をすると習字が上達するといい、7枚のカジ(梶)の葉に
歌を書いてたむけるといいます。
新古今和歌集の俊成女の歌「たなばたの と渡る舟の梶の葉にいく秋かきつ露のたまづさ」
から来ており、「梶」と舟の「舵」を重ね、もう何年思いを書き連ねたことか……と、
過去に書いた手紙の多さを歌っているのですね。お習字の上手さは「恋の副産物」ですか。
「その道に入らんと思う不純な動機こそ、我が身ながらの師匠なりけれ」
自分を変えてしまうほどの恋を祈りましょう…。(ん?)
<宗光>
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<季語>7月の季語をたっぷりご覧ください
激しいもの、きらびやかなもの、優しいもの…夏はいろいろですね。
季語がたくさん出ているサイト
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■■■お稽古以外の茶会・行事・イベント情報■■■

■7月10日(土)19:00~20:00頃(詳細未定)
京子さんのご縁から、ラジオ日本に宗光が出演予定。
国際野点協会について語ります。

■7月19日(月・祝)「海の茶会」<国際野点協会主催>
葛西臨界公園、クリスタルビュー前、16:00~夕風を受けながら
海の見える草上で、浴衣の野点茶会を行います。詳しくはwebサイトを。
【松浦宗靖社中の久富生喜さんプロデュース】
海の茶会

■7月26日(月)19:00~
シティリビング主催の「お江戸夏祭り!」イベントの一環で、
ロイヤルパークホテルの屋上庭園の茶室「釣月庵」で茶会をします。
無料スタッフ参加はお申し出ください。着物または浴衣(襟・足袋)着用。
イベントへの参加は7月2日発行のシティリビング紙か、こちらへ↓
お江戸納涼祭


■7月29日(木)19:30~講談「神田京子独演会」
http://blog.kandakyoko.com/
ご存じ京子ちゃんの独演会Part2 です!全員で応援に駆け付けましょう。
チケットを取りまとめています。宗光までお知らせください。
ご一緒しましょう!【1500円】

■掲載情報■
洗心会のホームページを更新しています。稽古場情報、稽古場風景など。
サイトへ

■6月18日(金)NHK総合放送「首都圏ネットワーク」に「ピクニック野点」
取材で紹介されました。
番組メモはこちら(ワンセグ録画あり)

■8月15日(日)明治神宮「桃林荘」にて、NPO法人「響」主催外国人向けのガイドウォーク&オプショナル茶会。お点前スタッフ募集。
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by tokyo-sadou | 2010-06-30 23:59 | 会報バックナンバー

お稽古風景、アップしました。

5月2日の「花寄せ」の特別稽古の風景をアップしました。

5月のお稽古場風景もアップしました。


五月雨の清水谷の日、アップしました。


6月のお稽古風景、アップしました。
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by tokyo-sadou | 2010-06-24 00:00 | 稽古場日記

社中の新しい風

紫陽花、白靴、白シャツ、白帽子、白傘・・・みな夏の季語です。先師、松本澄江先生の俳句を掛けてみました。モンマルトルの坂を白靴で歩くハイカラさんが見えるよう。ユトリロの白い絵がみたくなってきました…本音を言えば、パリに行きたいかも。浮いては消える煩悩を、漂うに任せたまま畳を拭きます。
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この日もお客さんが見えました。思わず笑顔がこぼれるよう、美味しい一服を点ててさし上げてください。
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真剣なお点前は見ているだけで、こちらがストレッチしたように気持ちがよくなります。背筋をピーンと伸ばして、お客様を気持ちよくして差し上げましょう。ほら、見違えますね。見ている側の呼吸が深くなります。
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引柄杓、決まりました。また一つ、胸がスっとします。
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鏡柄杓。ピタ、と音がしそうなのがいい。
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茶筅通しは確かに道具の「点検」ですが、うふ、品質管理室のような厳しいまなざしで見つめられた茶筅がたじたじしていそうです。茶杓はとにく、優しく接してさし上げて下さいませ。
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棗の甲拭きにもこだわり(気合い)が入ってきました。自分のお点前に入り込むのは、瞑想のように気持ちよいことなんですよね。今日はたくさん撮ってみました。肩のチカラが抜けると急に気持ちまで優しくなれます。
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濃茶を練る人、袱紗のたたみ方を初めて知る人。同じ稽古場の畳の上に、その日、それぞれにそれぞれの通過点がある。四次元みたいだなと思う。だからでしょうか、浮世のカレンダーや時計から、しばし解放された気分になれるのは。
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新しい仲間のささやかな歓迎会をお迎えのオ・バカナルで。カラフルなパナッシュで乾杯。緊張と緩和。和と洋。覚醒と陶酔。いったり、きたり。オンとオフ。波打ち際を楽しめる日々。自分の生活そのものを煌めかせましょう。
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by tokyo-sadou | 2010-06-17 23:59 | 稽古場日記

洗心会報20100607発「五月雨」

洗心会 みなさま
CC サポーター各位

有馬育子さんがお社中の入門されました。ようこそ洗心会へ♪

さて7月1日(木)は、洗心会の3周年記念の、祝い膳をしようと思います!
岩本早苗さんのご厚意で、お料理を創作いただくことになりました!
万障を、全て繰り合わせて、奇跡の大集合を試みてみたいと思います。

7月1日(木)19:00~祝い膳スタート(18:45までにお集まりください)
      ※お稽古は14:00~18:00までしております。時間予約を。
       テーマ「星祭(七夕)」
       奇跡を夢見てます。1年ぶりの方も、かささぎに乗って。
7月15日(木)15:00~21:00 通常稽古。テーマ「祇園祭り」

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皆様、7月1日のご都合をお知らせください。

同月、私の所属する俳句結社「風の道」が創立25周年を迎えます。
歴史が違うな~、と感じつつもあっというまの3年を想うと、いつしか
そんな日も来るのかなと夢見ています。今が歴史の1コマなのですね。

宗光 拝
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■SOON!<近日の稽古日>
6月17日(木)16:00~21:00 「五月雨」
※17:00以前と休みの連絡は必ず携帯メールへ:***********
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■シーズンCOLUMN <<季語>>
※「季語」に親しみましょう。「五月雨」
 ・五月雨を集めて早し最上川  芭蕉
 ・さみだれや大河は音をたてずゆく 須藤常央

五月雨は、五月(六月)の長雨のことで、梅雨の雨。「さつきあめ」とも読む。
「さみだるる」と動詞にもする。「最上川」なんていう「銘」はいかが?

終わったと思ってもまた降ることから繰り返す様もいいます。
「五月雨式に―」というのはだらだら、終わりがないこと。

五月闇(さつきやみ)は、広辞苑では梅雨で月の出ない夜をいいますが、
季語集では梅雨の昼間の暗さのこともいいます。
五月晴れ(さつきばれ)は梅雨の晴れ間。「千載一遇」的なハッピー感が
あり、胸がすく語感がありますね。

さつきは「皐月」とも書き、陰暦五月の異名でもあり、サツキツツジのことも
いいます。「杜鵑花」と書いて「さつき」なら花のことです。
ではちなみに「五月女(さつきおんな)」はどんな女性のことでしょうか?

⇒答えは、「田植をする女、早乙女(さおとめ)」のことでした。
暗い人でも、だらだらした人でもありません!(念のため)
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■■■お稽古以外の茶会・行事・イベント情報■■■

■掲載情報■
1)洗心会のホームページを作りました。
何気ない日常の稽古や、行事の風景も後になれば「宝物」です。
気負わず綴りますので、皆様も投稿してください。先ずは2周年記念をアップ
しました↓
http://tokyosadou.exblog.jp/

2)5月19日(水)読売新聞に野点風景と宗光が紹介されました。
web記事はこちら

3)6月18日(金)18:00~NHK総合「首都圏ネットワーク」に
野点風景と宗光が紹介されます。10分枠に3グループですからちょっぴり
かも知れませんが、昨日、帰宅の浮間公園でロケ野点茶会をしてきました。
仲間が増えたらいいですね。
番組メモはこちら
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■イベント情報■

■EVENT!①上野毛の稽古場で一日着付けレッスン■
★2010年6月13日(日)13:00~
松浦宗靖先生指導。(着物・小物・一式持参)

■EVENT!②NPO響主催、外国人のためのガイドウォーク&体験茶会■
★2010年8月15日(日)スタッフ・お点前さん募集中。
明治神宮 桃林荘(広い方)で外国人向けの茶会です。
参加費は無料。お弁当支給あり。浴衣(足袋必要)・洋服も可。
白タオル持参ご協力ください。

■EVENT!③国際野点協会主催「海の見える野点茶会」in横浜■
★2010年7月19日(月・祝)
場所・詳細は未定。協会HPに注目!
http://nodatejin.exblog.jp/

■EVENT!④シティ・リビング「日本橋活性プロジェクト」茶会■
★2010年7月26日(月)18:00~
水天宮のロイヤルパークホテル屋上庭園「釣月庵」にてスタッフ募集。

http://www.rph.co.jp/facilities/fac00300.html
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代官山ギャラリーイッツさんでのイベント茶会を無事終えました。
お励まし、ご参加、宣伝、ありがとうございます。
それでは、茶人は茶室で再会いたしましょう。お待ちしております。
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by tokyo-sadou | 2010-06-07 00:00 | 会報バックナンバー

6月3日

なるべく花に親しもうと、入れ替えたり・・・。あら、でも花の位置は掛け軸に対して下座です。この席では左が正解。籠は直でOKですが、花入れに応じて薄板も必要です。正解を撮影し損ねました。
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着物でお稽古すると、お洋服の時とは違った気づきがいっぱいあります。
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この日は柄杓を持つ「手」をテーマに。あと一息。
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新しい見学者の方も見えました。
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お菓子は鶴屋八幡の「初夏」。枇杷の実です。中は白餡。これが来週からは「杏」に変身するそうです。
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by tokyo-sadou | 2010-06-03 23:59 | 稽古場日記

五月雨の清水谷

「雨の茶事は記憶に残る」といいますが、この日は日が落ちてから豪雨になり、雷鳴も。ここにいると周囲の自然の声がよく届きます・・・。
せっかくお着物でいらしたのに、帰りにひどく降られてしまってお気の毒でした。でも、管理人のMさんが表までタクシーを止めに行ってくださり、その優しさにまた一つ、記憶に残る鍵をいただきました。
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足下が悪くなってしまって、もういらっしゃらないかなと思いましたが、皆さん熱心で「雨ニモマケズ」でした。
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梅雨は憂しとも思う半面、屋根を打つ雨の音に、ふと内面を振り返る時期。お茶杓の銘も、自然に侘びてきて、皆さんお茶人だなと感心しました。
恵の雨が降る頃、しっかりお稽古していることが、誇らしい好日でした。
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by tokyo-sadou | 2010-06-01 13:02 | 稽古場日記

清水谷の由来

所在地 千代田区紀尾井町

 紀尾井町きおいちょうを南北に貫いているこの公園前の通りは、中でも、公園を出て右に上った交差点の辺りは江戸時代から「清水谷しみずだに」と呼ばれてきました。

尾張屋板江戸切絵図にも「シミズタニ」と記されています。

 それは、周囲から清水が湧き出しており、通行人に喜ばれていたためといいます。

 この清水谷公園の改修に際して、公園の名にちなんでここに湧水を復原しました。
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by tokyo-sadou | 2010-06-01 00:05 | 紀尾井町と清水谷

清水谷公園の成り立ち

清水谷公園のあるこの辺りは、江戸時代の紀伊家、井伊家の屋敷境にあり、この境が谷であったことと、紀伊家屋敷内に霊水(清水)が湧き出ていたことから、清水谷と呼ばれていました。「清水谷公園」の名は、この地名から名付けられました。

 清水谷公園は麹町区清水谷の景勝地に建てられていた大久保利通遭難記念敷地一帯が、同碑建設発起人から寄贈されたのを受け、東京市が、明治22年5月、都市計画決定し、明治23年3月に開園しました。

 開園された当時は、自然の地形を残した背景と、藤、桜、松、楓などの四季折々の風情があり、中央には、大久保公の追悼碑が配置され、この公園の歴史の尊さを感じさせるものになっています。

園内には、江戸時代の水道に使われていた玉川上水桝が展示され、水にゆかりの深いところだったことを証明しています。

 自然を色濃く残した清水谷公園は、周辺の業務・商業施設の安らぎの場として、また、緑豊かな都会のオアシスとして貴重なオープンスペースとなっています。

http://tokyochiyoda.blog.shinobi.jp/Category/35/から
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by tokyo-sadou | 2010-06-01 00:04 | 紀尾井町と清水谷

紀尾井町の町名の由来

この一帯には、江戸時代に紀伊和歌山藩徳川家の麹町邸がありました。明暦3年(1657)の大火の後、この地を拝領しました。

 紀伊徳川家は、徳川家康の十男便頼宣に始まる家で、尾張家(九男義直)、水戸家(十一男頼房)と共に御三家と称されました。頼宣は慶長8年(1603)常陸水戸藩主、ついで慶長14年(1609)駿河府中藩主を経て、元和5年(1619)に紀伊和歌山藩主となり、紀伊国と伊勢国の一部を領地としました。紀伊徳川家は、以後、14代にわたって明治維新まで続きましたが、その中で、8代将軍吉宗と14代将軍家茂は、藩主から将軍の座についています。石高はほぼ55万5000石でした。

 明治5年、この地域は紀伊徳川家・尾張徳川家・井伊家の頭文字を合わせて、「紀尾井町」という町名になりました。

千代田区サイトから
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by tokyo-sadou | 2010-06-01 00:03 | 紀尾井町と清水谷

偕香苑(かいこうえん)の由来

所在地 千代田区紀尾井町2-1 (清水谷公園 内)

 清水谷公園は、北白川宮家の邸があった場所で、明治二十三年に東京市へ下腸され、同年東京市立清水谷公園となった。
 昭和三十一年都立公園となり、昭和四十年、千代田区に当公園が移管され、「千代田区立清水谷公園」となる。
 移管後、公園内に先代秋元馨氏が現建物である「偕香苑」を昭和五十九年に建設、以降茶室として利用され、広く日本文化の伝承と地域貢献に努めてきた。
 平成十八年三月に御子息である、秋元裕氏から「偕香苑」をより多くの方々に利用されたいとのことから、千代田区に寄贈された建物です。

心字池を囲む緑陰に、静かに佇む茶室は、まさに市中の山居。
周囲の喧騒、都会のデジタルな時間を忘れ、穏やかな「時」そのものに心洗われる場所です。
鳥の囀り、木々のざわめき、一陣の風、雨の音……。全てが茶室のしつらえの一部です。
陽射しが角度を変えるたび、にじり口や窓から入る木漏れ日が畳に森のシルエットをなぞります。

ここに坐して、一服を拝し、自分の心を顧みるひと時を持つことは、趣味や稽古ごとを越えた喜びがあるでしょう。
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by tokyo-sadou | 2010-06-01 00:01 | 紀尾井町と清水谷