人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自分の世界を大切にする

お茶を習っている時間は、そのまま「自分の世界を大切にしている時間」です

【とにかく日本文化に基本から触れたい学びたいという方へ】
「茶道は日本文化のポータルサイト」と裏千家第十六代お家元(坐忘斎宗室宗匠)は提唱していらっしゃいます
すなわち、懐石料理や和菓子、茶、花、漆、書画骨董、蒔絵、鋳物、和紙、陶磁器、織物、染色、組紐、木工、竹芸……、茶道には日本の伝統文化の全てが関わってくると言って過言ではありません
どこから手をつけていいか解らない方や、一つに絞れない好奇心旺盛な方も、「お茶を飲む」という日常茶飯事を通じて、日本の文化の味わい深さ、奥深さを掘り下げてみてはいかがでしょうか
外国人の方も、日本語会話ができれば(ジェスチャーを交えて意志疎通できる程度)不便なく学べますのでご安心ください、歓迎いたします

【とにかくストレスの多い日常にスイッチを導入したい方へ】
何をしていても悩みが頭から払拭できないで困っている方は、よく走ったり泳いだりしますが、心が弱っているときは身体も弱っています
また着替えたりその後の疲労を考えると運動を選べない方もいます
近年は座禅を取り入れる中高年の男性が増えていますが、「日常に禅を取り入れたいなら茶道を習いなさい」と禅僧にアドバイスされて入門された方がいらっしゃいます
茶道の基本理念は「禅」です
「お茶を飲む」という日常行為に「禅」の思想を組み込んだプログラムでもあります
「禅」とは、五感の刺激により常に変化する自己を見定め、悟り(境地)を得ようとする修行です
長くお茶をしていると稽古場は、自分自身と対話する禅堂、または礼拝堂と思うときがあります

【どこに出ても堂々としていられるようになりたい方へ】
※マナーや所作(しょさ)が習得できます
最初は和室でのマナーから指導します
襖や障子の開け方・締め方 畳の歩き方 立ち方座り方 お辞儀の種類とTPO 挨拶の仕方 物の差し出し方…などいまさら聞けなかった基本的な動作や言葉も覚えられますので、改まった席に通されたときに恥ずかしくない所作を学び、実生活にも活かしてください
所作が変わると、人格や服装、体型まで違って見えます

【生涯の趣味を持ちたい方へ】
「茶人」とは自ら茶の湯を楽しめる人のことをいいます
お点前ができるとか、お料理で人をもてなせることは素晴らしいですが、先ずは「自らを茶の湯で楽しませることができる人=茶人」を目指します
茶の湯に触れていて本当によかったと、年々歳々、日々新たに思います
ずっと気になっていたけれどなかなか踏ん切りがつかずにお茶が習えずに今日になってしまった……
そんな勿体ない話をよく聞きます
ちょっと「お茶しに行く」感覚で、先ずは稽古場を見にいらして、美味しいお薄を一服召し上がってみてください
茶室や床の間の様子、窓から感じる周囲の自然の気配に心静かに触れる時間が、心のストレッチになることが実感できるはずです
職人が丹念に造った和菓子と、丁寧に点てた温かいお抹茶が胃の腑に落ちた時、全身に心地よさを感じるでしょう
みなさまも、奥が深く永く楽しめて、また実生活の随所に活きる、生涯の趣味として茶の湯(茶道)をお選びいただくことをお薦めします


【一回の内容やかかる時間が気になる方へ】
お点前(おてまえ)はお一人づつ指導しますのでご自身のペースで習得できます
お勤めの方は会社帰りに、自営業や主婦の方はお昼間の空いた時間を利用して習えます
お点前の時間は一回につき30分ほど
他にお客様役を交代で2回程度(時間による)していただきます
お稽古場の滞在時間は2時間ほどみてください

【以前にもお茶を習っていたが続かなかったという方へ】
ご家族や仕事の事情も様々あったでしょうが、通う場所や時間帯に無理をしていませんでしたか
必死で稽古場に辿りついても、心の余白(気持ちにゆとり)がなく、切り替えもつかず、時間もわずかでは、習ったことが心に沁みて行きません……
結局、「お客様」のままで終わってしまったのではないでしょうか
稽古で一番大切なのは心静かになることです
湖面に景色を映すように、静かな心になれれば、時間は短く、回数は少なくても、味わい深く茶味を楽しめます
結果的にそのほうが「お茶」が身に付き、豊かな時間を過ごせたことになります
律儀に皆勤賞を目指さず、無理をせず、長く続ける覚悟をしましょう
でも休みがちになって「あぁお月謝が勿体ないなぁ」と思ったら、一度じっくり時間を取って、茶室に心を落ち着けてみてください
ひとところにじっとすると、心も落ち着いて、真っ直ぐに物事を映すようになります
(中には「今日は集中してお稽古したくて仕事を半休取りました!」と、お着物をお召しになってお稽古場に見るなど、余暇として稽古日を楽しんでいる方も見えます)
人のお点前を見ていることも勉強になりますし、美しいお点前を見るとそれだけで癒されます
バレエや舞踊を見ているのと同じです
見学を含め、稽古場には何時間滞在していただいても構いません
お茶を篩ったり、お菓子を盛り付ける「水屋(みずや)仕事」も、全てがクリエイティブで気持ちよいものです

裏千家 初心者のための 茶道教室
↓稽古場の詳細はこちらへ
http://tokyosadou.exblog.jp/11734896/

駅近・都心・東京・千代田区・港区・公園・緑地・市中の隠・茶室・炭・桜・藤・紅葉・椿・にじり口・基礎・基本・初心者歓迎・茶名取得可能・茶道講師・講師補助・準教授・助教授・教授・監修・今日庵・社団法人茶道裏千家・淡交会員・青年部・関東第一ブロック・花月・炭点前・懐石・稽古茶事・蹲・水屋準備指導・伊藤園・一保堂・上林・鶴屋八幡・鶴屋義信・鼓月・とらや・たねや・老松・洋菓子・見立て・野点・茶箱・立礼式・御園棚・寿棚
by tokyo-sadou | 2011-01-01 00:01 | 入門希望者へ(ご案内)
<< 洗心会会報20110112 こんな方にもお薦めします >>