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偕香苑(かいこうえん)の由来

所在地 千代田区紀尾井町2-1 (清水谷公園 内)

 清水谷公園は、北白川宮家の邸があった場所で、明治二十三年に東京市へ下腸され、同年東京市立清水谷公園となった。
 昭和三十一年都立公園となり、昭和四十年、千代田区に当公園が移管され、「千代田区立清水谷公園」となる。
 移管後、公園内に先代秋元馨氏が現建物である「偕香苑」を昭和五十九年に建設、以降茶室として利用され、広く日本文化の伝承と地域貢献に努めてきた。
 平成十八年三月に御子息である、秋元裕氏から「偕香苑」をより多くの方々に利用されたいとのことから、千代田区に寄贈された建物です。

心字池を囲む緑陰に、静かに佇む茶室は、まさに市中の山居。
周囲の喧騒、都会のデジタルな時間を忘れ、穏やかな「時」そのものに心洗われる場所です。
鳥の囀り、木々のざわめき、一陣の風、雨の音……。全てが茶室のしつらえの一部です。
陽射しが角度を変えるたび、にじり口や窓から入る木漏れ日が畳に森のシルエットをなぞります。

ここに坐して、一服を拝し、自分の心を顧みるひと時を持つことは、趣味や稽古ごとを越えた喜びがあるでしょう。
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by tokyo-sadou | 2010-06-01 00:01 | 紀尾井町と清水谷
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